第1回東浦を再発見しようツアー26名の参加

 11月28日(土)初めて観光協会主催の、東浦を再発見しようツアーは26名の参加を得て開催しました。今回のツアーの目玉は「生路の三白」にまつわる伊久智神社、神後院、大生紡績跡と、原田酒造の見学を組み合わせました。これらの場所は知っているものの、平安時代の延喜式に登場する生道塩の神様、国内で初めて白砂糖をつくったのが生路の原田喜左衛門であることはあまり知られていません。白木綿の日本三大生産地の一つ、知多木綿については東浦の中でも生路が中心であったことは知られてます。しかし、工場の見学はなかなか機会はありませんし、当時のお話しも聞くことは尚更です。大生紡績では当時の写真や資料を掲示して説明してもらい、寮の中の部屋の見学をしました。機屋さんが全盛の生路では、都市銀行の東海銀行が今のJA南部支店の所に昭和25年から44年まで営業していました。

 そんな機屋さんの跡が再開発されて、住宅、スーパー、病院、ゴルフ練習所、今は廃業しましたがパチンコ屋も出来ました。町内各地区は新規開発で発展してきましたが、生路はそうした土地がなく機屋さんの跡地を再開発して今日があります。

 また、原田酒造さんは1855年創業の歴史を持つ、町内唯一の酒蔵です。一般のツアーですとバスで回り試飲もできますが、今回は車で生路に集合していますのでそれはかないません。その代わり、これまでの蔵開きに代わり有料(100円~)になりますが試飲会を12月18日・19日の土日、25日・26日の土日に開催します….とのことです。いろいろなお酒の味を楽しみたい方は、ぜひおすすめです。もちろん歴史のある生道井などもお買い求めできます。

第1回東浦を再発見しようツアー
第1回東浦を再発見しようツアー
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