善導寺の涅槃図
2026年02月21日 : 観光協会からのお知らせ
善導寺さんでは大小二つの涅槃図を保有しております。大きな涅槃図はこれまで展示されていませんでした。あまり大きいので専用の器具がないと展示ができないのです。今回は専用のアタッチメントが出来たことで3月21日御忌(ぎょき)・涅槃会法要で本堂に展示されました。
お寺さんの行事は難しい言葉ですが、御忌とは天皇家や高僧の忌日法要のことで浄土宗では法然上人の忌日法要のことです。涅槃図は仏教の開祖である釈迦が亡くなった時の様子を描いたもので、釈迦の教えを絵解きで説明したものと言えます。
以前に乾坤院さんの涅槃図を見ましたが、お釈迦さんの誕生から修行の場面など8画面が周りに描かれていました。善導寺さんの涅槃図は8画面がなくて一幅に仕立てた作品です。
ここに描かれている動物に関してのお話としてよく聞くのは、お釈迦さんが病になった際に天上のお母さんが雲に乗ってきて薬をなげてよこした。が、木に引っかかってしまう。これをネズミが取りに行くのだが、猫がネズミを食べてしまった。そのため猫は12の干支に入っていないとか。でも、臨済宗東福寺の涅槃図にはネズミが描かれているという。………. 涅槃図のあれこれでした。
人の一生の最後にお世話になるお寺さんのことに関して、あまりにも無知であることに気づかされました。




