挿絵で綴る「於大の方」の物語

6月11日~9月11日まで郷土資料館において見出しのミニ企画展が開催されています。

 写真で説明できないところを挿絵で分かり易く、「戦国絵巻」と題して於大の方が生まれた時から1554年の村木砦の戦い、6年後の桶狭間の戦いさらには15年後の長篠の戦いまで。戦国の様子を挿絵と残されている品々と写真により、目で見えるように工夫しています。鉄砲、鎧、長篠の戦いの屏風絵なども展示されています。一度足を運んでみてください。

 尚、7月2日(土)には展示の説明会と、手作り鎧の着付け体験ができます(要予約)

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第2回町の魅力発見ツアー村木砦

 5月21日(土)小雨模様の中、第2回町の魅力発見ツアー村木砦を開催しました。当初は18名の申し込みがありましたが、小雨だったこともあり13名の参加となりました。その中でも町外の安城市、大府市、知多市、東海市から6名の方が参加してくれました。村木砦の戦い跡を巡るコースであったことで関心を持っていただけたものと思われます。

 織田信長が織田家をまとめて尾張を支配し、天下布武は桶狭間でも長篠でもなく、ここ村木砦の戦いこそがそのスタートであったと言えます。それだけに、今後も織田信長が実戦で初めて鉄砲を使った、村木砦の戦いに関する情報発信を続けていくことこそ大切なことです。

 この戦であまり知られていない、今川に協力させられた村人が信長の命により処刑された場所( 個人のお宅)、信長の本陣が置かれた村木神社、信長の叔父さん信光が陣を置いた後ろ狭間を巡りました。

処刑された村人を弔う処刑場跡
常夜灯跡でここが村はずれであったこと、秋葉さんをお祀りしていることを説明。

天白遺跡ひろばを見学しました

 ふるさとガイド5月研修会は、町のホームページに紹介された「天白遺跡ひろば」について学びました。1時間ほどスライドを使って、郷土資料館の方から説明を受けてから現地へ向かいました。町のホームページで写真は見ていたので、それとすぐに分かりました。

遺跡はそのままそっくり埋め戻されて、調べた時の状態を保存しています。1mほど埋めた側面には発掘した時の断面が描かれています。また、埋めた上面には年代ごとに色分けして住居の範囲や柱跡などが分かるようになっています。もちろん遺跡の説明板も設置されておりますが、説明を聞きますと知多半島で最も大きな弥生・古墳時代の集落跡だと言います。国指定史跡の入海貝塚と一緒に天白遺跡ひろばを訪れてみてください。車は緒川コミセンに駐車するとよいです。

第1回東浦を再発見しようツアー26名の参加

 11月28日(土)初めて観光協会主催の、東浦を再発見しようツアーは26名の参加を得て開催しました。今回のツアーの目玉は「生路の三白」にまつわる伊久智神社、神後院、大生紡績跡と、原田酒造の見学を組み合わせました。これらの場所は知っているものの、平安時代の延喜式に登場する生道塩の神様、国内で初めて白砂糖をつくったのが生路の原田喜左衛門であることはあまり知られていません。白木綿の日本三大生産地の一つ、知多木綿については東浦の中でも生路が中心であったことは知られてます。しかし、工場の見学はなかなか機会はありませんし、当時のお話しも聞くことは尚更です。大生紡績では当時の写真や資料を掲示して説明してもらい、寮の中の部屋の見学をしました。機屋さんが全盛の生路では、都市銀行の東海銀行が今のJA南部支店の所に昭和25年から44年まで営業していました。

 そんな機屋さんの跡が再開発されて、住宅、スーパー、病院、ゴルフ練習所、今は廃業しましたがパチンコ屋も出来ました。町内各地区は新規開発で発展してきましたが、生路はそうした土地がなく機屋さんの跡地を再開発して今日があります。

 また、原田酒造さんは1855年創業の歴史を持つ、町内唯一の酒蔵です。一般のツアーですとバスで回り試飲もできますが、今回は車で生路に集合していますのでそれはかないません。その代わり、これまでの蔵開きに代わり有料(100円~)になりますが試飲会を12月18日・19日の土日、25日・26日の土日に開催します….とのことです。いろいろなお酒の味を楽しみたい方は、ぜひおすすめです。もちろん歴史のある生道井などもお買い求めできます。

第1回東浦を再発見しようツアー
第1回東浦を再発見しようツアー
第1回東浦を再発見しようツアー
第1回東浦を再発見しようツアー
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