『おもだか紋瓦展示・家康と水野氏』

 郷土資料館では1月7日~3月26日まで、ミニ企画展「家康と水野氏」おもだか紋瓦で探る衣浦湾周辺の寺社が開催されています。28日には展示説明会が行われ20名が参加しました。

講師の高橋さんが作成された素晴らしいイラストのパワーポイントで、於大と家康の物語を聴講。話のおりおりに「どうする家康」に触れて、あのような時代考証はおかしい。東浦としては残念……私もまったく同感で、娯楽ドラマとはいえ史実とかけ離れた描写も数々散見されており、東浦からの情報発信をきっちりやらなければと思いました。

 肝心のおもだか紋については、乾坤院、善導寺、傳宗院、楞厳寺、延命寺などの瓦にどの紋が使われているか説明がありました。ほかには入海神社、緒川小学校の校章にも見られます。

展示は3月末までなので、一度立ち寄られることをお勧めします。

3年ぶりに文化財防火訓練

 1月22日郷土資料館に於いて、文化財防火訓練が行われました。この訓練は、界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上し壁画が焼損しました。このことを受けて昭和30年に1月26日を文化財防火デーと定めたことによるものです。文化財を守ると共に全国的に文化財防火運動を展開し、国民一般の文化財愛護に関する意識の高揚を図っています。

 訓練は消火器の取り扱い・消火栓の取り扱い、そして実際に放水を体験しました。訓練後には質疑も行うなどして、実際に火災に立ち向かう時にはまず消防に通報する。火の勢いが人の背丈以上の場合は逃げる…...これらのことを再確認しました。最後に神谷町長はいざという時には、思うように行動できないものです、そのためにも訓練が大切ですと締めくくりました。

DSC_0844
DSC_0848
DSC_0849

天下統一を支えた於大の方と巡る知多半島(後半)

 9日、10日に引き続き再放送がされていますが、その後半では「村木砦の戦い」が登場しています。進行役の西まさるさんが、戦国史上に残る戦と言われるのは「初めて実戦で鉄砲が使われた」ことを説明しています。その人物こそが織田信長で、この戦いに織田・水野軍が勝利したことで、水野家は滅びることなく知多半島を制覇するまでになりました。

 結果、於大の方が松平に嫁ぎ家康の誕生に至ったわけですから、「どうする家康」はここ「村木砦」の戦いからスタートしてしかるべきと考えます。その意味からも「村木砦の戦い」をもっともっと東浦から情報発信していかなくてはなりません。

 手作り鎧の会の皆さんの協力ぶりを、テレビ画面から撮った村木砦の放送場面を掲載しました。

主役の皆さん

 

観光協会今津会長が「構えて、撃てー」
手作り鎧の会長長屋さんが、いい男と話しかけたのか.?…..
原田酒造さんのお酒で勝利の乾杯
前の大河ドラマで「於大」を演じた松本若菜さんと…
PAGE TOP