於大行列が雨で中止になる中、於大まつり30周年記念の歴史トークショーは開催しました。会場はいっぱいのみなさんで埋まりました。水野家宗家ご当主の水野勝之さん、徳川記念財団理事の徳川典子さん、徳川四天王の一人、本多忠勝公の22代目ご当主本多大将(ひろゆき)さんを迎え、緒川小学校の鬼頭校長先生がコーディネーター役を務めました。
はじめに水野勝之さんから於大の方の生涯を要約して話をしていただき、次にお三人に質問をしてそれぞれお話しを聞く形で進められました。中でも本多忠勝公は戦で一度も傷を負わなかったと聞きますがの問に、「確かに兜を確かめても傷一つないので、事実では」というお答えでした。逆に本多さんから、「忠勝公の兜は特徴のあるツノが二つ付いていますが、重さはどのくらいと思います?」。会場からはかなり重いのでは、いや軽いのではという声がありみなさん興味津々。
この答えを、測定しているスライドを使って説明してくれましたが、何と300gでした。確かに軽くないと自由に立ち回りが出来ません。また、子供たちからの質問を鬼頭校長先生が要約して問いかけることで話を引き出し進行するなどの工夫が良かったです。大人では聞きにくいような「お屋敷に住んでいるのですか?」「お宝はありますか?」など、笑いもあり楽しいひと時となりました。
お三方、校長先生、難しい歴史のことを分かり易くお話しして下さり、ありがとうございました。