「天下を支えた於大の方」いよいよ映像化

見出しの件について、16日の中日新聞知多版に取り上げられました。半田市ケーブルテレビ局「CAC」が徳川家康の生母於大の方ゆかりの地を巡るドキュメンタリー番組を制作します。番組名は「天下統一を支えた母 於大の方と巡る知多半島」です。作品は2時間に及ぶ長編で、来年1月中の放送を予定。出演者はHK大河ドラマ「麒麟が来る」で於大の方を演じた松本若菜さん、CACでレギュラー番組を持つ中村優一さんと、半田市郷土史家西まさるさん。現時点ではCACの他、全国のケーブルテレビ局32局での放送が決まっているそうです。

 東浦町観光協会は14日の撮影に協力し、緒川城址では東浦ふるさとガイドがお城の歴史を説明。村木砦跡では手作り鎧の会みなさんが甲冑姿で火縄銃や槍をもって撮影に協力しました。(この時の撮影の写真は使用不可のため掲載できません)

観光協会はホームページに、於大と水野氏の功績を取り上げています。間違いなく徳川幕府を支えたこと、そして平和な世を実現することにつながりました。このことを広く知ってもらう機会にしなくてはいけないと考えています。

村木神社のオマント

 18日は伊久智神社、25日に村木神社のオマントが行われました。久しぶりに村木神社のオマントを見ることが出来ました。村木神社のオマントは町の無形民俗文化財で馬具などは有形民俗文化財に指定されています。境内は子供連れの家族の皆さんたちであふれ、本殿隣には子供たちの作品展示もあり20頭ほどの馬たちが祭り気分を盛り上げていました。家族で楽しめるお祭りの工夫がされていたと感じました。

少し曇り空で暑さも和らぎ、馬が走っても前日の雨で土埃も少なく、絶好の祭り日和になったという声が聞かれました。このお祭りを機にコロナが落ち着いてくれることを祈りたいものです。

74名が参加して虫供養を開催

 9月23日(金)秋分の日、400年の歴史を持つ東浦五ケ村虫供養が石浜コミセンで開催されました。台風15号接近により大雨が予想される中でしたが、無事に開催されました。

参加者は地元の方・子供、来賓、地区役員、虫供養実行委員の方など74名が参加しました。特に今回は多くの子供たちに参加してもらい、数珠回しを計画しました。実行委員会は200人の参拝を目指したそうですが、台風の影響もありそれはかないませんでした。しかし、一般と子供たち30人による数珠回しが出来たことは、伝統の行事を知ってもらうこと、その伝統を受け継いでもらうことにつながったものと思います。

 農作業で殺した虫たちとて生き物であり、供養して冥福を祈ると共に、作物の豊作を祈ります。自然と共に生きる人々の暮らしに生まれた行事を、受け継ぎ守りたいものです。これまで五つの村が競い合って虫供養の行事を盛り上げてきました。このことが400年続き明治の大合併の時、東浦村の誕生にもつながったと考えることが出来ます。

生路の「荒子地蔵盆」

 8月21日(日)生路の荒子地蔵盆が執り行われました。地蔵盆は京都が発祥地と言われ、関東ではあまりなくて関西で多く行われております。地域や子供を守る仏さまとして地域に根付いてきました。しかし、地域の活動はコミニュティーが中心となった現在で、世話役を決めて自主的な活動をすることがだんだん難しくなっています。

 そんな中でも荒子地蔵盆は長い歴史をもち、脈々と続いています。近所の人たちといえども、よく知らないという人たちが集まり、地蔵盆を守り続けています。大踏切の隣にあるお地蔵様ですが、付近は昔の機屋さん跡に新しい家が多く、子供さんもそれなりの人数がいます。でも、子供を守るお地蔵様にお参りすることが少なくなりました。読経の後の御住職の挨拶に、大人も子供もお地蔵様にお参りをして健やかな日々をお過ごしください….と結ばれました。

 またこの日は石浜の畑中地蔵においても、地蔵盆が執り行われました。近くのお年寄り、子供たちがお参りしました。最後の写真がそうです。

 

挿絵で綴る「於大の方」の物語

6月11日~9月11日まで郷土資料館において見出しのミニ企画展が開催されています。

 写真で説明できないところを挿絵で分かり易く、「戦国絵巻」と題して於大の方が生まれた時から1554年の村木砦の戦い、6年後の桶狭間の戦いさらには15年後の長篠の戦いまで。戦国の様子を挿絵と残されている品々と写真により、目で見えるように工夫しています。鉄砲、鎧、長篠の戦いの屏風絵なども展示されています。一度足を運んでみてください。

 尚、7月2日(土)には展示の説明会と、手作り鎧の着付け体験ができます(要予約)

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第2回町の魅力発見ツアー村木砦

 5月21日(土)小雨模様の中、第2回町の魅力発見ツアー村木砦を開催しました。当初は18名の申し込みがありましたが、小雨だったこともあり13名の参加となりました。その中でも町外の安城市、大府市、知多市、東海市から6名の方が参加してくれました。村木砦の戦い跡を巡るコースであったことで関心を持っていただけたものと思われます。

 織田信長が織田家をまとめて尾張を支配し、天下布武は桶狭間でも長篠でもなく、ここ村木砦の戦いこそがそのスタートであったと言えます。それだけに、今後も織田信長が実戦で初めて鉄砲を使った、村木砦の戦いに関する情報発信を続けていくことこそ大切なことです。

 この戦であまり知られていない、今川に協力させられた村人が信長の命により処刑された場所( 個人のお宅)、信長の本陣が置かれた村木神社、信長の叔父さん信光が陣を置いた後ろ狭間を巡りました。

処刑された村人を弔う処刑場跡
常夜灯跡でここが村はずれであったこと、秋葉さんをお祀りしていることを説明。

天白遺跡ひろばを見学しました

 ふるさとガイド5月研修会は、町のホームページに紹介された「天白遺跡ひろば」について学びました。1時間ほどスライドを使って、郷土資料館の方から説明を受けてから現地へ向かいました。町のホームページで写真は見ていたので、それとすぐに分かりました。

遺跡はそのままそっくり埋め戻されて、調べた時の状態を保存しています。1mほど埋めた側面には発掘した時の断面が描かれています。また、埋めた上面には年代ごとに色分けして住居の範囲や柱跡などが分かるようになっています。もちろん遺跡の説明板も設置されておりますが、説明を聞きますと知多半島で最も大きな弥生・古墳時代の集落跡だと言います。国指定史跡の入海貝塚と一緒に天白遺跡ひろばを訪れてみてください。車は緒川コミセンに駐車するとよいです。

第1回東浦を再発見しようツアー26名の参加

 11月28日(土)初めて観光協会主催の、東浦を再発見しようツアーは26名の参加を得て開催しました。今回のツアーの目玉は「生路の三白」にまつわる伊久智神社、神後院、大生紡績跡と、原田酒造の見学を組み合わせました。これらの場所は知っているものの、平安時代の延喜式に登場する生道塩の神様、国内で初めて白砂糖をつくったのが生路の原田喜左衛門であることはあまり知られていません。白木綿の日本三大生産地の一つ、知多木綿については東浦の中でも生路が中心であったことは知られてます。しかし、工場の見学はなかなか機会はありませんし、当時のお話しも聞くことは尚更です。大生紡績では当時の写真や資料を掲示して説明してもらい、寮の中の部屋の見学をしました。機屋さんが全盛の生路では、都市銀行の東海銀行が今のJA南部支店の所に昭和25年から44年まで営業していました。

 そんな機屋さんの跡が再開発されて、住宅、スーパー、病院、ゴルフ練習所、今は廃業しましたがパチンコ屋も出来ました。町内各地区は新規開発で発展してきましたが、生路はそうした土地がなく機屋さんの跡地を再開発して今日があります。

 また、原田酒造さんは1855年創業の歴史を持つ、町内唯一の酒蔵です。一般のツアーですとバスで回り試飲もできますが、今回は車で生路に集合していますのでそれはかないません。その代わり、これまでの蔵開きに代わり有料(100円~)になりますが試飲会を12月18日・19日の土日、25日・26日の土日に開催します….とのことです。いろいろなお酒の味を楽しみたい方は、ぜひおすすめです。もちろん歴史のある生道井などもお買い求めできます。

第1回東浦を再発見しようツアー
第1回東浦を再発見しようツアー
第1回東浦を再発見しようツアー
第1回東浦を再発見しようツアー

第1回東浦を再発見しようツアー

定員に達しました。ありがとうございました。

第1回東浦を再発見しようツアー

「生路の三白」と老舗の酒蔵を巡るツアーを開催します。

とき
11月27日(土)
集合 午前9時20分

集合場所
生路コミュニティセンター(東浦町大字生路字森腰1-1)

定員
25名(先着順)

参加費
200円(当日徴収)
※ボランティア保険・資料代として

コース
天満宮→伊久智神社→北組けいこ部屋→神後院→生路井→原田酒造→大生紡績跡→生路コミュニティセンター(順次解散)

主催
東浦町観光協会

協力
東浦町、東浦ふるさとガイド協会

その他
・小学3年生以下は保護者同伴
・小雨実施
・飲み物などは各自持参
・事故はボランティア保険内で対処

申込み
11月8日(月)午前9時~11月24日(水)午後5時
問い合わせ先の窓口か電話でお申し込みください。
※HPからは受付不可
※土日、祝日を除く

問い合わせ
東浦町観光協会 (勤労福祉会館 商工振興課内) 0562-83-6118

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